安全のガイドライン
サン・アローは、「安心・安全なぬいぐるみ」づくりのために、
法で定められた安全基準の順守はもとより、日本玩具協会が推進する玩具安全基準(ST基準)などの
各種安全検査を積極的に行い、高い品質と安全の確保に努めています。
1.食品衛生法の順守
6才未満のお子様向けぬいぐるみは食品衛生法の規制対象となり、その製造において使用できる着色料等が定められています。
サン・アローは、「『6才未満のお子様向けぬいぐるみ』に限定せず、すべてのぬいぐるみにお子様がふれあう可能性がある」と考え、製造・販売するすべてのぬいぐるみについて、認可された着色料を使用し、検査に合格した製品のみを出荷しています。
2.玩具安全基準(ST基準)への適合
STマークは、安全に作られ、以下のような各種テストの基準をクリアした玩具の印です。サン・アローのぬいぐるみは、これらの安全基準にもとづいて作られ、さまざまな面からその安全性を確認しています。
- 物理的特性の検査
- 「端がとがっていないか」など、お子様が呑み込んで喉を詰まらせる危険性を調べる検査
- 可燃性の検査
- お子様が身に付けたり抱いたりする製品に対して、燃えやすい材料が使われていないかを調べる検査
- 化学的特性の検査
- 有害な物質が含まれていないかを調べる検査
安全の管理
ぬいぐるみの製造においては、危険物の混入を避けることがたいへん重要です。
サン・アローでは、ぬいぐるみ製造を行う海外工場での針・はさみの使用に気を配り、
厳重な管理体制をしいています。
1.道具の管理
針・はさみなどは、工場への入場時に作業員に支給し、退場時には返却を義務付けています。また、これらの金属の紛失・破損があった場合には、ただちに作業を中止して、金属が見つかるまで調査・追跡することを徹底しています。
2.複数回にわたる検針
海外工場での製造段階でも、検針を確実に行っています。
縫製終了時、綿詰め終了時、そして完成後の三回、金属探知機でぬいぐるみを検査し、針の混入がないかをチェックします(金属探知機は、日本製あるいは欧州製の信頼できる機械を使用しています)。この検針結果は3年間の保管を義務付けています。万一、不合格品が出た場合には、同じことの起きないよう、金属混入の原因を追究します。
3.安全性の追求
工場から出荷した後、日本に到着したすべてぬいぐるみ(ボールチェーンやマグネットなど、金属が部品として使われているものは除く)を、再び金属探知機にかけて最終検針を行い、商品の安全性を確かめた上で、皆様にお届けするようにしています。